アナログゲームの面白さ
ゲームの魅力にとりつかれて早何十年。
そんな僕にも子どもの頃にちょっとはやってみたけど、いまいちよく分からなくて、でも気になって、だけど諦めて、というゲームがある。
まずは将棋。次に囲碁。
藤井聡太さんの空前の将棋ブームや
で熱くなる気持ちはあるものの、やっぱり難しい。
そんな僕でもできるものはないかと探したら、
なるものを発見。要はマス目を減らし、それぞれの面白さを凝縮したような簡易版。
とは言え、これがなかなか難しい。
どうぶつしょうぎには3種類あって、最も大きな盤面は通常の将棋と同じで駒が動物に置き変わっているだけなので将棋デビューに移行する事も可能。
駒には子ども用の学習将棋のように進める方向が記されているので初心者でも分かりやすい。何より歩がひよこで、王がライオンというのはユーモラスで駒のイメージにもぴったり。
しかも最近出たばかりのスイッチ版では、この盤面が3タイプ収録され、もちろんコンピュータと対戦もできます。アプリでもあるようですが、小さいサイズのものしか見当たらないのでこれはなかなか貴重ですね。
PS4版も出ます↓
囲碁パズルの方は
というのもあっておもちゃとしてもかわいいですね。アプリでも碁石が猫になったものなどいろいろあります。
麻雀におけるドンジャラみたいなもんですね。昔から無かったのが不思議。
まぁ人間とするのが一番楽しいのですが。
せっかく人間とするなら、言葉あそびも楽しいもの。
ひらがな5文字をつなげて出てきた言葉で遊ぶ。
僕は適当にカードをめくって出てきたありそうで無さそうな言葉を辞書で引いたりして遊んだりもします。
ちょっと囲碁の陣取りゲームに似てると思うのが、
道や施設が書かれたパネルを並べ合いながら、つなげて自分の陣地を作っていくような感じです。アプリもありますが、XBOXならテレビでもできてしまいます。
単純なルールながら奥深くアナログ対戦やオンライン対戦でも面白さは変わりません。
こういうシンプルなゲームを触っていると、あのゲームやこのゲームも実は、キャラに声を当て、音楽やムービーをつけた豪華版だと思えてきます。
将棋なんてまんまシミュレーションゲームですしね。
新作が出るたびにかつての名作度が減っている気がしつつ、やっぱり気になります↓
↓カルカソンヌに似た隠れた名作
みたびどころじゃないダーケストダンジョン
三度目のーどころではないダーケストダンジョンの話。
このゲームの何がそんなに面白いのかと思いつつ、ダンジョンに潜っては思い通りにならないキャラや操作にストレスを感じつつ、気づけばやってしまうゲーム。
全く同じ内容なのに、ニンテンドースイッチでは重いからとiPad版を買い、英語表記では辛いと嘆き、キャラ名を日本語の名前にしたいからとPS4版を買い、やっぱり寝転びながらやりたいとpsvita版さえも買うものの文字が小さすぎて老眼ゲーマーには辛いとぼやく。
つまりは、全てのコンシューマ機のソフトを定価で買ってしまう謎の魅力。
半ば諦めかけていたPC版は意外にも貧弱ノートPCでも動く事が分かり、ついに購入してみたら、
PC版は公式でMODが導入できて、もっと楽しい。
もっど楽しい。
ええ。
はい。
そこで分かったのは、このゲーム根本的には面白いけどバランスが悪すぎるという事。
たとえば、よく分からないタイミングで増えるストレス値が蓄積し、どんどん死んでいくキャラ、戦闘スピードのゆったりさ、膨大な資金を必要とする各種の施設など、チート級のMODを導入すると、今まで1mm刻みで進めていたゲームの進行が1cm程度の調節になるだけで、めちゃめちゃ面白い。
もちろん、無敵モードみたいにする事も可能なんですが、自分の不満を少しつぶすように導入するとこんなに名作なのかとびっくりしました。
そもそも通常だとあまりの鬼畜さゆえに使えるキャラの職業も決まってくるのですが、ゆるい設定にする事で自分の好きなキャラで遊べますし、新キャラや宝物を増やしたりできるので、やりこみ要素がますます増えます。
ゲームってつくづくバランスだよなぁと思うし、そりゃPC版は150万本以上売れるわなと思いました。もともとマウスに最適化してるので、操作も直感的で分かりやすく快適。
って、せっかく一般向けのゲーム機に移植されたんだから、多少楽になる設定モードをつけてくれたら、こんなに散財せずに済んだのに。
しかも、購入した次の日に週末セールとかで2000円くらい損してしまうというオチつき。いや、落ち着かんわ!こちとら全部買っとんねん!まぁ、アカウントが全て別だから証明しようもないし、値引きできるわけもないけど。
ただ、それでも言う!これ、面白い!
オリジナリティ
先日、星野源さんがラジオの放送で、自分の顔がアイコンに使われているツイッターはどう思いますか?という質問に「嫌です」と言ったことがネットで話題になった。
そもそもの発端は、ラジオ番組の公式インスタを開設したところ、その画像を転用したファンがいる事について、削除して欲しいと放送で直接お願いしたのだ。
その時の源さんはとても言いにくそうに、でもやっぱり本人から直接言った方が伝わると思って、と切り出した。
一つにはファン同士の争いが過激化しないようにというのもあったと思う。
そして、その放送中に該当のものは削除された。
つまりは、やっぱりファンだったのだと思う。
源さんも、良かれとしてやってると思うけどとか、何度も言ってごめんねという感じで、聞いていてこちらもちょっと辛くなるような雰囲気がありました。
きっとそのファンの方も、大好きな人に取り上げられて、一瞬嬉しくて、でもそれがいい内容ではなくて、源さんも他のファンも傷つけてしまうような、辛さや申し訳なさがあったのではないかと想像する。
次の放送では、この件がネットで話題となった事に触れ、「聞いていた人なら分かると思うけど、実際に聞いた内容から離れて変容していく様をリアルに感じられたでしょ?」という源さんの言葉に、やっぱり実際に自分で目にしないと(それでも事実と違っていたとしても)何事も簡単に決めつけてはいけないなと思いました。
かくいう僕も拡大しないと分からない程度の源さんの写真をアイコンにしていたので、すぐに変えたのですが、これは放送を聞いていたみなさんも同じだったみたいで、みるみるうちに源さんアイコンが減り、それを見た源さんも嬉しくて泣いたと語っていて、何だかさらにこちらもジーンとしてしまいました。
時同じく、DaiGoさんも自身の放送内容をまんま転用しているサイトに対して、法的手段も辞さないようなコメントを出され、心を痛めています。
ちょっと前にもSNSで無断で映像などを引用している問題が物議を醸し出しました。
そもそもyoutubeなんかは横行しまくりですが、そういう自分もドラマを見ながらツイートする時に、つい共感して欲しいシーンを静止画で切り取ったりしますが、それで生活している人からすれば迷惑な話なのかもしれません。
そう考えると、最近はドラマの小物の気遣いとか人物の顔が映らないような加工をしながらつぶやいたり、よりその作品が楽しめるようなツイートをするように心がけますし、またそういうツイートを見ると、よく気づいたなぁスゴイ!本当にこの作品が好きなんだなぁ、といいねしたりします。
ただ紹介するだけならいいとは思いますが、誰かが築き上げたものを簡単に転用し、あまつさえそれで利益を上げている人は良くないですね。
動画を引用する事もありますが、その辺りは気をつけていこうと思います。
↓あのライブの思い出が再び
↓動画の方がさらに内容は濃いです
dele 〜自分が死んだ後のデジタルデータはどうするのか
リアルタイムの放送では、途中でやめてしまったけど、
ふと気になってまとめて見たら、かなり面白かった。
依頼人の死後のデジタルデータをdeleteとするお仕事。
本当は依頼者の希望通りデータを消去しなければいけないのだけど、様々な事情によってデータの中身を見ることになった山田孝之と菅田将暉という異色のコンビが依頼者の死因の真相を探るという流れ。
必ずしも事件が解決するわけでもなけば、ハッピーエンドになるわけでもない。
しかし、なんだろうこのドラマに漂う昭和探偵物語の独特の雰囲気は。
そしてやはりこの二人の俳優の味?
よくありそうなパターンなのだけど、目が離せないストーリー展開、見終えた後の苦い気持ち。
とにかくいい作品であることは間違いない。
劇中でもよく出てくるハッキングのシーンにデジタルデータって簡単に盗まれ、復元されるものだなぁと改めて痛感。
いろんなデータを合わせるだけで、アリバイも簡単に見破れてしまう。
特にやばいデジタルデータなんて持ってないけど、もし持っていてもこの二人にだけは消去は頼みたくないなぁw
dele(ディーリー)Blu-ray PREMIUM "undeleted" EDITION【8枚組】
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プラージュ
何かの犯罪に巻き込まれた人達が社会に受け入れられずシェアハウスに住む。
石田ゆり子さんが経営するアパートは個室にドアが無く、まるで診療室のようだ。
ある事で犯罪者のレッテルを貼られた星野源さんは、このシェアハウスの中で自分の社会における立ち位置を考えることになる。住人たちと仲良くにつれ、それぞれの重い話もしだいに明らかになっていく。
犯罪者はどうやって生きていくのか。
先日、テレビで出所した人を雇っている不動産の社長さんに取材している番組を見た。その人自身は大病におかされていて、結構見ていて辛いものがあったけど、自分のことよりも他人に世話をやくなんてすごいなと思った。
ただ、そんな温かい受け入れ先でも、結局辞めていく人が多いそうだ。それくらい社会と(あるいは仲間たちと)うまくやっていくのは難しいという事だろう。
劇中でも、ある若者が犯罪者には首輪でもつけとけばいいのになと言うセリフがあったけど、では僕自身は?と言えば、近所にいられては困ると思ってしまう。
とは言え、合法すれすれの犯罪者予備軍もいるわけで、あるいはこのドラマのようにふとした事から犯罪者なってしまった人を見ると、そこまで線引きできないような気がしてくる。
こういうテーマは
に似て、裁かれない犯罪者の方がタチが悪いかもしれない。誰の中にでもあるちょっとした出来心。
ただ、根っからの犯罪者もいるわけで、
なんかを見ると、ちょっと気分が悪くなるシーンが多くて、いくら犯罪者視点のお涙シーンでも感情移入はできなかった。
まぁ、そんな事を考えるだけでも見る価値はあるということかな。
勝手にふるえてろ
ちはやふるを見て以来、気になっていた女優さんが松岡茉優さんです。
さて、アカデミー優秀主演女優賞で紹介されていたこの作品を見ました。
うん、良かったなぁ。
単純に面白かった。
主人公の女性は学生時代から10年も片思いしている彼を妄想の中で何度もリピート再生して思い続けるというかなりのツワモノです。
正直言って、あまりに自己中で被害者意識が強すぎて苦手なタイプですが、画面で見る分にしてはキャラが立ってます。
これは
に似た感じですね。
このまま生きていけば、
ですね。
暗くなりそうな題材なのに、なぜか笑えてしまうコミカルなシーンの連続。あっという間にエンディングでした。
こんなに変わった女性でも、妄想しまくった男性の前ではかわいくなるんですねw
今後も期待の女優さんです。あと歌手の渡辺大知さんの演技もかなり良かったです。
パーフェクトワールド
すでに8話。
このドラマは、今までの車椅子の身障者の日常の描き方と違うように思った。
実際、こちらの動画を見ると、同じ障害を持つ人から見てもリアルなようだ。
#74 松坂桃李さんの◯◯がすごい!!当事者が語るドラマ パーフェクトワールドを見るべき4つの理由
排泄の問題や筋肉の退化、床ずれのような症状。
ただ座っているというわけではない。
言われると確かにそうだろうとは思うけど、今まで意識した事はなかった。
そして、身障者への接し方も今まで見たドラマとはちょっと違うように思える。
このドラマのキャッチコピーは、
いつかこのドラマがただのありふれたラブストーリーになりますように
というものだが、見続けていると普通のラブストーリーのように見えてきた。
出演者の中には、映画版では健常者として出演し、急性脊髄炎を発症し、ドラマ版でも出演した女優を目指す女性もいます。
いろいろと考えさせられるいい作品だなと思います。来週も楽しみ。