はずれスライムのつぶやき

どうでもいいことについて適当に考察していきます

ONE OK ROCKと市原悦子さんとー僕と。

今日はみなさんにアンテナが立つ話をしていきたいと思います。

 

まずはそうですね、何から話そうかな。先生は口下手なので、少し緊張しています。

 

たぶんあまり長くは話せないと思いますけど、どうか最後までお付き合いください。

 

覚悟してね。

 

えっ、いえいえこちらの話です。気にしないで。

 

fortuna-movie.com

 

こちらのチラシが駅にあったんですね。

 

うん、映画館の予告では見たことがあります。

 

神木くんがやたらテレビに出てるなと思っていました。子役の頃から見ている彼です。

 

でも、僕の中では彼は子役というよりも、こちらの印象が強い。

 

 

 

 

大杉漣さんを脅す一十一(にのまえじゅういち)。戸田恵梨香さんのこれまでのイメージをぶち壊す意味でも、『ケイゾグ』の流れを組むこちらの作品は衝撃でした。

 

こういう作品はドラマだけで終えて欲しいな。寸止めの良さというか。

 

でも、人気が出れば映画化され、どんどん味がなくなっていくガムになるのはよくあること。

 

作品の世界観を楽しむためのおまけみたいなものとしてシリーズ全部が好きです。

 

で、その映画のチラシがなぜあったかというと、僕が普段利用している電車をロケの一部として使用していたからなんですね。

 

まぁ、そういう何かが少しずつ蓄積されていくとアンテナが立ち始めるわけです。

 

書店に行っても、何となく原作の

 

フォルトゥナの瞳 (新潮文庫)

フォルトゥナの瞳 (新潮文庫)

 

 

が気になって手に取ってみたり、パラパラとめくったり、

 

レジに持って行こうか迷ったり、

 

でも、友達に見られると恥ずかしいし、

 

藤崎詩織かお前は。

 

ときめきメモリアル?Forever with you?

ときめきメモリアル?Forever with you?

 

 

あっ、何でもない、何でもない。先生、時々壊れるから許してね。

 

どうも話が簡潔すぎて申し訳ないですね。

 

でね。

 

でよ。

 

映画観に行ったとか思うでしょ?

 

でも、そうじゃないのです。

 

そういう文脈を推測する能力は文章を読む上で大切にして欲しいです、先生は。

 

CMを見かけました。

 

まぁ、それも何度か見ているはずですけども、同じものを見ていても何も思わないこともしばしばあるわけです。

 

ただ、アンテナがあるとね、ちょっと違う感じで見るわけです。

 

主題歌がいいなと先生は思いました。

 

あっ、もうこの設定いいですか。

 

はい、すいません。

 

ここから全開で行くぞ!拳を振り上げろ!

 

あっ、そういうのもいい?

 

でもね、これが今日の全体を束ねるような感覚なんです。完全感覚Dreamer!かかってこいよ!! 

 

やっぱりやめてください。暴力は反対です!

 

ともかく、その主題歌を調べてみたわけです。

 

なんかいい感じの洋楽だなーと。

 

そしたらよ、まぁもうタイトルからバレてますが、

 

ONE OK ROCKだったわけです。

 

でも、僕はほとんど知らないんですね。

 

あいにくバンド名といくつかの情報くらいしか持ち合わせていない。小学生のお小遣い程度。

 

もちろんこれまで彼らの音楽をちゃんと聞いたこともない。

 

ただ最近、YouTubeのCMで音楽を語るシーンをやたら見るなぁくらいの。

 

そしたら、たまたま

 

Eye of the Storm (初回限定盤)

Eye of the Storm (初回限定盤)

 

 

というアルバムが出たばかりらしい。

 

まぁ、映画も含めて、宣伝すべき時期だからこそ、目にする機会が多いとも言えますが、急に自分の中心に来たというわけです。

 

で、過去の経験からして先入観で避けてきたものに後悔するという事はままあるので、気になった物はかじってみようという気持ちから、アルバムをダウンロードしてみたわけです。

 

とにかくおったまげましたね。

 

そもそも僕は洋楽に関してはかなり疎いので、マイケルジャクソンのあれやQueenのあれを映画で観ても、ほとんど曲を知らないくらい超メジャーな曲すら知らないのですが、

 

生粋の日本人、バリバリ昭和世代のちょっと老眼が入って来た僕からすれば、日本語の上手い外国人が歌っているのかと思うほど洋楽にしか聞こえないアルバムだったのです。

 

きっとファンの人には怒られてしまうと思うのだけど、無知な人間からすればJustun Bieberかと思うほどの違和感の無い英語の発音にびっくりしたのです。(後で調べると、Head Highは同じプロデューサーらしい。オケ録の前にまずはアカペラで歌ったものを録音し、後からサウンドをつける独特の曲づくりだったとか)

 

漫画で言えば、

 

BECK 全34巻完結セット (KCデラックス)

BECK 全34巻完結セット (KCデラックス)

 

 

これは彼らが伝えたい本質から外れることだとは分かっていても、初めて触れた人はどうにも避けようのない感覚かと思います。

 

日本人として海外に挑戦するからこその。

 

でも、それは宇多田ヒカル的な、歌姫ってなんなん論争めいたものだと認識した上で、まぁ彼らにとってはどうでもいいことなのでしょう。

 

音楽を、作品を、楽しむのは自由だ。

 

まぁともかく、僕はゆったりした感じの曲が好きなので、ちょっと調べてみたら、どうも今までのワンオクとは違うのですね。

 

第二章という呼び名から某グループの旧ファンと新規ファンの対立をも連想してしまいますが、ともかく路線変更があったらしいことは間違いないようです。音楽雑誌の中でも新たなステージへの旅立ちだというようなインタビューでした。あれはあれでやりきったのだと。

 

そこで、そのあれとやらを確認するために、一つ前のアルバムのライブ

 

 

を見てみました。

 

どうやら、ファンの間ではこれでもちょっと路線変更したような感じですが、

 

見た感想はと言えば、

 

オラ、ちょっとぶったまげたぞ。

 

何ですかこれは。

 

この熱さは。

 

そもそも僕はロックというものは、ほとんど聞かないし、メジャーポップスが好きなので、語るだけのものを持たないのですが、

 

もし僕が10代ならかなり影響されたのではないかという熱さがそこにはありました。見せ方も上手いし、観客への煽り方もスゴイ。そして、CD音源なんか比べ物にならないくらい歌が上手い。上手いという表現が拙くなるほどに声に表情がある。

 

誰しも好きなアーティストには、思い入れがあるでしょうし、誰が上手いとかいうこと自体ナンセンスですが、素直にすごいなと思ってしまいました。

 

洋楽のモノマネだと言う人もいるでしょう。

 

英語の口で歌う唄と日本語の口で歌う唄と、その両方と。楽器のように奏でる声と、まだまだ模索中のようであることも窺えます。

 

彼らが目標へ向かう真摯さには、ある程度の歳を取ってしまうとまぶしく目を細めてしまう自分もいるわけで。

 

少年ジャンプの王道漫画のような真っ直ぐさを避けたくなる自分もいます。

 

でも、僕はそういうのが好きなんですね。

 

それを認識させられました。

 

光があれば闇がある。

 

光が強ければ闇が濃くなる。

 

でも闇をも作らないくらいのどこまでも光で覆い尽くすような世界に僕は憧れるのです。それを自覚せざるを得ないくらい、彼らは輝いてそこにいました。

 

キレイごとだと批判する人を否定するわけではない。

 

元気な挨拶が迷惑だと思う人がいることくらい分かっている。一方でそれが気持ちいい人もいるのだと否定するのではなく、理解して欲しい。逆もしかり。

 

決して押し付けたいわけではない。押し付けられる迷惑を声高に主張する人や態度に出す人が苦手なだけだ。

 

みんなが平等なわけではない。

 

人は人を差別する。誰かの足を引っ張ることが生きがいのような人もいる。

 

でもそれを行動に出すか出さないか、それでその人が好きかどうかを密かに判断するのが僕。

 

そこまで心が広いわけでもなく、そこまで何かを諦めたわけでもなく、毎日弱くても強くても、とにかく生きていく。みんなもそうだと思いながら。自分の中の光に蓋をしたり、しなかったり。

 

ワンオクのファンだと言い切るつもりはない。

 

まだ、それほどに彼らを、彼らのこれまでの軌跡を知らない。略称で呼ぶなという批判もあるだろう。

 

ただ、今感じたことを今ここに刻む。あなたが好きか嫌いかを聞いているのではなく、僕が心に残ることを書き綴る。

 

これからライブを見る人もいるだろうから、できることなら興を削ぐようなことをしたくはないのだけど、発売から経っているし、TaKaのMC部分の一部を多少中略しながら載せたいと思う。

 

ー『Take what you want』 のMCより

 

今までのONE OK ROCKが作ってきた曲がいろんな人達の背中を押して来たんだったら、これからもそれをやって行くのか。それとも違う方法論でこの先の10年間を突っ走って行くのか。

 

こっから先の10年同じことをやるのかと言われたら僕の中で答えはノーでした。

 

これからのONE OK ROCKは自分達がしっかりと夢に向かって走って行く、そんな姿を見て、ああ自分達も頑張って行かなきゃいけない、背中を押されているなーと。そんな風に感じて欲しいなと心の底から思っています。

 

すごく冷たいこと言うようだけど、ONE OK ROCKがなきゃ生きていけないなんていう、そんな淋しいこと言ってるようじゃ、ぶっちゃけ自分の夢になんか到底追いつきません。

 

なぜなら俺らは俺らのために音楽をやり、自分達のために今日も生きてる。

 

そして今日、この会場に来たあなた達も、同じようにチケットを買って、自分で生きて、この会場まで自分の足でたどり着いてるはずです。

 

とってもわがままなバンドかもしれないし、いろんな言葉をこれからも投げかけるかもしれないけど、絶対に忘れないで下さい。

 

僕たちは、みなさん達と、一緒に頑張るためにバンドやってます。

 

みなさん達に、こんな俺らでも、こんなことできんだぜって、見せるためにバンドやってます。

 

僕らはアイドルグループでも、ボーイズグループでもありません。

 

忘れないで下さい。ロックバンドです。

 

メディアに何を非難されようが、知らない人間に何を言われようが、俺らはこれからも自分達の道を突き進みます。

 

そして、今日ここに来てくれているみなさん達と一緒にみんなが、それぞれ、不可能かもしれないけど、素晴らしい景色を見るために頑張って行けたらいいなと思っています。

 

 ー『We are』のMCより

 

18歳の頃僕らは、いつか自分達が何か変えられると、いつかこの腐った音楽業界を超えてやると、そしてロックがまた再びこの日本に戻ってくること、いや日本のバンドがいつか世界を制するかもしれない、そんな現実を突きつけてやろうと、俺らは誓いました。

 

まだ何も叶っちゃいないかもしれない。でも俺らは諦めない。

 

今日この会場に来ている18歳より上、俺はもう年だから、そんな風な言葉を酔っ払って吐くような奴に、次の曲を贈ります。

 

ONE OK ROCKのライブに来たって事は、そんな感情じゃないものをちゃんと持って、熱い感情を持って来ていることぐらい分かっています。

 

次の曲頼むから一緒に歌ってくれよ!

 

(中略)

 

他の誰かになりたいとか、そんなくだらないこと、絶対に思うなよ!お前らはお前ら自身でしかない。誰かのせいにして自分の夢から逃げるな。自分をよく見ろ!不安を飼い慣らせ!

 

いいかお前らにできることはたくさんある。自分の胸に手を当ててよく考えてみろ。一番したいことは何なのか。それがきっと明日からはみんなにできるはずです。

 

よろしくお願いしますっ!

 

 

さて、

 

熱くなってしまったので、少し頭を冷やそう。

 

夢とは何か。

 

持っていない人。探している人。探したけど、やっぱり見つからない人。見つかって挑戦したけど挫折した人。別の何かを探す人。

 

生きていくとは何か。

 

いろんな思考が錯綜しながら、それが生きていくということなのかと今日もどこかでふと思い、また忘れる。そしてまた誰かを見て思い出す。あるいは誰かのために何かをして生きている実感を得る。自問自答。流される日常があるだけ幸せでないかと思う。

 

自分が中心にいすぎて疲れる。それでいて中心から外れることができない。できたつもりで忘却か回避しているだけ、etc

 

人生の先輩であり、大女優である市原悦子さんの「おやすみ日本」の特番があった。

 

朗読の際に全身に力が入ると、手も足も震えが止まらない。進む病状。

 

そして、病室のベッドの上で最後の、いや最期の「日本眠いい昔ばなし」の朗読が収録された。2018年12月21日。

 

市原さんからの提案で実現した、この貴重な収録に市原さんはこんな条件を添えた。

 

「今回は原稿を読むんじゃなくて、私の言葉で、私なりに話したいんだけどいいかしら?」

 

原稿の無い、頭の中の記憶をたぐりよせながら鳥取の昔話を語り始める。それは6分ワンテイクで収録された『米出し地蔵』という物語。その声は弱々しくも、時折、芯の強さと優しさを感じさせながら、僕を物語の中へといざなう。

 

語りが終わった後、市原さんはこう続けた。

 

「いい話でしょ。ふふふ。わたくし今日はゆっくり眠れると思います。みなさんもよ、きっと。いい夜がきますように。ふふふふ。」

 

あえて気丈にふるまった微笑みを、言葉にはないメッセージを僕は勝手に受け取った。その気持ちに言葉をつけないでおこうと思う。ただただ何かが去来するそれには。

 

自分を生きるとは何なのか。きっと死んでも分からない。誰かがそれに意味を与えてくれる幸せを感じることもその時にはもうできない。

 

強く生きるのは疲れるけれど、誰かが自分の生き方を見ているのだと思えるだけで強くなれる時もある。生きている以上、本当の孤独など存在しないと、僕は思う。そしてもし孤独を感じたのなら、僕は外に出たいと思うだろう。誰かに自分のそんな気持ちを全然関係ない話で伝えたいと思うだろう。そう思わせてくれるのは他人の存在であり、誰かにとってそう思われるような自分でありたい。

 

これからも僕は誰かの心ない言動や偏見をそれなりに受け止め、ある時は誰かを傷つけ、反省し、またある時は誰かの作品や生きる姿に感動し、人の優しさをかみしめ、そんないろんな感情に翻弄されながら、生きていくと思います。

 

それが今の僕の生きているということへの感想です。応援する側だけに回るにはまだ早いと一生思えたらステキなことですね。

 

よろしくお願いしますっ!w 

 

最後まで読んでくれたあなたに、ありがとう。

 

 

 

 

 

 

あげない勇気 断る勇気

市原悦子さんと樹木希林さんの追悼ロケ番組を先日見ました。

 

そこで希林さんが言っていたのが、プレゼントはいらないという意見。

 

配慮の無いプレゼントは相手にとって迷惑だと。

 

うーん。

 

これはなかなか悩みますね。

 

というのも僕はわりと人に物をあげたいタイプなんです。

 

何か面白いことがあったら人に話したいし、できれば笑わせたい。

 

だからこうしてブログを書いたりするわけです。そういうものの延長でプレゼントも好きなんです。

 

ただし、なるべくなら物が残らないようにとは考えます。すごい気に入ってくれそうな物なら別として。

 

でも、自己満足のためにプレゼントするのは迷惑だとも思います。

 

もらう立場になると、そういう時がありますよね。

 

さらに言えば、僕はもらうと嬉しくなるタイプです。

 

もらうよりはあげる方が好きなのですが、あまりあげすぎると相手がお返ししなきゃいけないと思ってしまうのではないか?と思ってしまってあげるのをやめようと思うこともあります。ややこしい。

 

まとめれば、あげるのは好きだけどお返しはいらないタイプなんです。

 

ただ、人にプレゼントをするのはなかなか悩みますよね。お菓子くらいならともかく。

 

だからこそ、もらった時は相手の選んでくれた気持ちが嬉しいから喜べるのですが、お返しはいらなくとも、相手から先にもらえるのはやはり嬉しいものです。

 

さて。

 

なぜこんな話題をしているのか。

 

今日は。

 

そうです。

 

そうですよねー

 

今日もらう物はまた別の意味を帯びる場合がありますから、大変ですよねー

 

つまり、バレンタインデーは相手が先に渡すわけで、

 

それが嬉しい場合とそうでない場合があるわけです。

 

義理チョコとは違う重さがあるわけです。

 

そして、一ヶ月後にもらった方が返事をするという事になっているのですね、人間界ではw

 

我輩には関係ないことであると言いたいところですが、長く生きているとそうもいかないわけです。ありがたい事に?

 

言う方は決して楽ではないでしょうが、答える方はそれが断る場合だとなかなか大変です。

 

普段からノーと言えるキャラならいいかと言えば、また別でしょう。

 

小学生の頃、チョコの数で競っているような時代が羨ましい。

 

数が少なくなればなるほど重さがずっしりとw

 

という事でバレンタインは嫌いです。チョコも嫌いです。

 

ただ義理チョコは好きですw

 

スゴイぞ菅田将暉!

みなさんはこのドラマをご存知だろうか?

 

www.ntv.co.jp

 

少なくともこのブログより知られている事は確かだろう。

 

菅田将暉、語らなければならないであろう俳優。それは以前にも少し語った。

 

ktfield.hatenadiary.com

 

そもそも菅田将暉については、星野源と同じくオールナイトニッポンのリスナーである。

 

たまたま初回放送を聞き、2・3回目でやめようかと思っているうちに、リスナーとの掛け合いが面白くてズルズルと聞き続けている。

 

そして、いつしか菅田将暉という人について考えることになった。

 

演技はもちろん、歌にも表現力がある。

 

イケメンかもしれないが、僕には劣る。オイ。

 

しかし、僕が惹きつけられるのはその才能だ。

 

ひしめきあう若手俳優の中で彼は飛び抜けた個性がある。

 

ラジオでは弄られキャラを演じ、テレビに出れば気さくな大阪の兄ちゃんが時間内に何枚のパンツを重ね履きできるかなんてアホな挑戦をする。

 

なのに、ある時は好青年、またある時は狂気の人を演じる。

 

そして、昨日の放送。

 

thetv.jp

 

鬼気迫る演技。

 

ほとんど年齢の変わらない学生の中で主演の教師役である彼は、やはり場を支配するだけの演技を見せる。いや見せつける。

 

3年B組が爆破されたというツイートに苦笑した僕は

 

 

金八先生のファンであり、全シリーズを視聴している。

 

語れば長くなるので、長く語るが、

 

田原俊彦近藤真彦、加藤優(役名かよ!)、杉田かおるは少し上の世代になるものの、

 

風間俊介上戸彩濱田岳はどれもインパクト大。

 

何度見てもいいものはいい。

 

たとえ古いと言われても、いいものはいいのだ。

 

ファーストガンダムエヴァンゲリオンドラゴンボールジョジョ

 

バスケを語る時、スラムダンクを読んでいないんだハラスメントなるものがあるらしいが、

 

うざがられてもこの先僕はガラスの仮面の、

 

ktfield.hatenadiary.com

 

伝染るんです。」の、すごさを生きている限り伝え続けるのだろう。

 

読み方は「うつるんです」だ。念のため。 

 

伝染るんです。 文庫版 コミック 全5巻完結セット (小学館文庫)

伝染るんです。 文庫版 コミック 全5巻完結セット (小学館文庫)

 

 

例えば、あなたが「進撃の巨人」が好きだとして、

 

例えば、あなたが「キングダム」を好きだとして、

 

例えばあなたが僕を好きだとして、

 

好きなものを否定されたら悲しくなっちゃったりしませんか?

 

僕のことが嫌いだなんて、僕は悲しい。

 

さて。

 

話が長くなるとは、すでに断っている。すでにここまで時間を無駄にしたのだ、もう少しお付き合い願おう。

 

スゴイのは、風間俊介である。

 

そこへ行くか。

 

行こう。

 

ガラスの少年。兼末健次郎

 

あれはいいものだ。チーン。マクベ。

 

分かる人だけついてくればいい。

 

どんどん置いてくよ。

 

そして、どんどん老いてくよ。

 

オヤジギャグが、なんだ?

 

おやじがオヤジギャグを言って何が悪い?

 

ぐすん。

 

で、ガラスの少年の話である。

 

あれは良かったなー。

 

あれはいいものだ。チーン。

 

名演。

 

先生ー、先生ー!

 

おじさん泣けちゃう。

 

毒親を懸命に励ます家ではいい子、学校では裏ボス。

 

くー、たまらんな。

 

全く内容が無いよう。

 

さて。

 

菅田将暉の話である。

 

キングこと遊戯王俳優、松坂桃李TikTokをチックタックと誤認するお茶目な俳優。

 

この二人、同じ事務所の先輩と後輩である。

 

二人が話している放送回を聞いていて、思ったのは俳優だという事。

 

彼らはハガキを読むと憑依する。

 

リスナーの文章に合わせて自然と声色や調子を変える。おそらく無意識にそれをやっていると思うが、やはり役者なのだろう。

 

菅田将暉は漫画を大量に読む。その数々の漫画から想起されたイメージが彼の中に演技の引き出しを増やすのではないかと思う。松坂桃李も漫画好きだ。

 

それにしても、である。

 

あの目つき、豹変する表情、魂のこもった熱演。

 

この先、彼はどんな俳優となっていくのか楽しみである。

 

3年B組の話をしておきながら、A組の話をしないのもどうかと思うので、少し触れよう。

 

このドラマは菅田将暉のあてがきである。

 

つまり、彼を主役にしたオリジナルドラマである。

 

学校に爆弾を仕掛け、10日間A組の生徒を人質に取り、いじめで亡くなった生徒を追い込んだ真犯人を菅田将暉演じる柊先生が追求するという設定。

 

恐怖で支配しながら、実は命がけで生徒に授業をするというドラマは、金八はもちろん

 

 

女王の教室 DVD-BOX

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女王の教室スペシャル DVD-BOX

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こちらのドラマでもあった設定。しかも同じ日テレ。

 

そう、A組の先生も形を変えた金八先生である事は見ている人ならお気づきのことだと思う。

 

昨日の放送では、簡単に動画をアップする学生に対して、柊先生が警鐘を鳴らすという内容だった。

 

動画は拡散され、簡単には消せない。しかし、内容によっては他人の人生を簡単に狂わせる。

 

その責任の重さを考えろ、と。

 

これは、偶然にもバカッターと言われる一連の騒ぎに対して苦言を呈する形にもなったため、それに関連するツイートも多く散見された。

 

今さらと言えば今さらな話である。

 

しかし、その今さらな事を分からない世代が簡単に使えてしまうツールが普通にある時代。

 

もし、僕が未成年の時にそれがあったなら、何らかのトラブルに巻き込まれていてもおかしくはない。

 

このブログもしかり。知らず知らずのうちに誰かを傷つけている可能性は考えておくべきだし、それを考慮しながらも書きたいことを書いていく。薄氷を踏む思いというやつだ。

 

LINEがあるから良かったこともあれば、その逆もある。

 

それなりの恩恵を受けておきながら、存在の可否について語っても仕方がない。あるものはあるし、使えるものは使う。

 

ただ、現実は身内の範囲で収まるものが、全く無関係の第三者によって、一部分だけ切り取られ広まっていく。その恐怖を後悔してももう遅い。

 

だから、ドラマやネットの体験談からででも、学ぶしかないのだ。

 

ネットの向こうに人がいることを。

 

これを書いている人間がいることを。

 

読んでいる人間がいることを。

 

言葉の刃を。

 

優しい気持ちがこもった言葉には優しい気持ちを感じ、憎悪の言葉には醜さを感じる。

 

なぜならそれは人が書いているからだ。

 

たとえ仮面をつけて動画に出ていても、品性は分かる。

 

自分が不幸だからといって、誰かを不幸にするのは恥ずべき行為だと僕は思う。

 

そういう気持ちになる事を否定はしないが、それを行動に出すのは違うと思う。

 

その思いが強ければ強いほど、昨日の放送はダイレクトに心に届く名演技だった。

 

思いの外、真剣な内容になってしまったが、僕はせっかくなら笑えるブログが書きたい。

 

とてもくだらないことを真面目に考えるそんなブログをこれからも書いていきたい。

 

何の話だ?

 

(追伸)信じる、信じないゲームのために二回見たら楽しかったw

 

 

 

 

 

耳の聞こえないギャル

先週水曜日2/6放送の「家、ついて行ってイイですか?〜衝撃の秘密!告白SP」はなかなかの衝撃だった。

 

いわゆるギャル二人に番組スタッフが声をかける。

 

かわいいけど、いかにもギャルな二人に僕は少し怪訝な表情を浮かべた。ちょっとついていけそうにない。

 

けれども、この番組は(やらせ疑惑が浮かぶものの)何らかの事情を抱えた人達が出てくる。そして、これまでにも度肝を抜かれた事は度々ある。

 

見ていると、22歳の女の子は耳が聞こえないのだという。

 

もう一人の女の子と普通に会話している。

 

恥ずかしながら、僕はドラマや映画でしかその方面のことは知らない。補聴器を使っていた人は職場にもいたが、その人はほとんど違和感が無いくらい普通だった。

 

中でも一番印象深いドラマと言えば、以前に書いた

 

ktfield.hatenadiary.com

 

このドラマの中では手話はかなりくだけた表現で、ストーリーも好きだが手話というものがコミュニケーションの手段の一つであり、あたかも外国語のような感覚で受け入れることができた。

 

さて、件のギャルは高音ならば聞こえるという。

 

奇しくもオレンジデイズ柴咲コウ演じる萩尾紗絵も同じ設定だった。そのドラマのイメージが強い僕からすると、もっと発音に違和感を覚える感じなのだが、

 

この女の子は、文字であえて表現するなら日本語を覚えたてのアジア人のような発音をする。だからほとんど違和感が無いのだ。

 

見た目もアジア系の感じ(そりゃそうだろw)なので、余計に違和感が無い。

 

そして、何より明るい。

 

学生時代は想像通りいじめにあってきた。子どもは残酷だ。

 

何らかの部分で人は人に優越感や劣等感を感じ、理性の歯止めが効かない世代は容赦無くそれをぶつける。

 

誰しもそういう感情を抱くことは否定できない。生まれつき耳が聞こえない彼女は、人の唇で会話を読み取る。

 

だから、陰で悪口を言う同級生の唇の動きで何を言っているかが分かってしまう。思春期の女の子にとって、それはどれほど心に傷を与えたか想像に難くない。

 

そこで彼女は、努めて明るく振るまうことを決めたのだそうだ。

 

そうすると友達ができ始めた。

 

横にいる女の子もそうだ。あまりに普通に会話ができてしまうので、つい手で唇をおおってしまったりするらしい。

 

嵐の松潤が好きなのだという。でも音楽はメロディしか聞き取れない。憧れの男性がどんな声をしているのか彼女は聞けない。そもそも声というものがどういうものか彼女は想像すらできないようだ。

 

ホラー映画が好きだという。映画の効果音、字幕に頼らずとも直感的に分かる映像。

 

嵐の楽曲も音で感じる。どこまでも明るくて素敵な女の子であった。

 

少し話を変える。

 

先の土曜日に京セラドームで星野源さんの初の5大ドームツアーに参加した僕は、

 

ktfield.hatenadiary.com

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先週の火曜日深夜、星野源オールナイトニッポンを楽しみにしていた。

 

なぜなら、ライブに参加したファンのみんなの感想が聞けるからだ。

 

番組では、いろんな人の感想メールが読まれた。

 

こちらまで嬉しくなるような感謝カンゲキ雨嵐のメールを聞くたびに、あの時の会場にいた自分とその人を重ね合わせ、うんうんうなずきながら僕は自然と笑顔になった。

 

しかし、あるメールが読まれた時、僕は何とも言えない気分になって泣いた。該当の部分は15分過ぎの耳の聞こえない若い夫婦がライブに行ったという感想メール。

 


2019 02 05 星野源のオールナイトニッポン ゲスト : 大泉洋

 

動画が見られなくなる可能性もあるので、説明しておくと、友達の紹介でライブに行き、楽しかったという内容。

 

全く音の無いライブの中で、周りの人を見ながら雰囲気を楽しみ、また機会があったらぜひ来たいと旦那さんが言った。

 

この放送の内容の文字起こしを友達に頼んでいる、と。

 

読み上げた後、言葉を失い、涙まじりの声で感謝する源さん。

 

普段から無音の世界に慣れているとはいえ、ライブ映像と違って、字幕も無い、ただ目で楽しむしかない3時間。

 

その感覚はどんなものか分からないが、今まで避けてきたものに心を動かされる人がいるなんて驚いた。

 

言葉にできない気持ちというのはこういうものなのだろう。

 

24時間テレビについて、感動ポルノではないかという批判がよくある。出演者に高額のギャラが支払われるのもどうかと毎回話題になる。

 

まるで日本代表のサッカーを見て、その時だけ応援するにわかファンのように、そんな時だけ障害者に同情を寄せるのか、という意見もある。

 

また障害者にもいろんな人がいるのに、同情を寄せるような人だけを取り上げ寄付を募る、とも。

 

でも、あえて言おう。

 

それの何がいけないのだ?

 

嫌なら見なければいい。それだけの話だ。日頃からボランティアをしている人はそれでいい。でも普段、あまりそういう事に関心のない人が興味を持つきっかけになり、善意の募金が何らかの役に立つのだとしたら、それはそれでいいではないか。

 

少なくとも僕はそう思う。

 

集客力のあるアイドルが広告塔となり、あるファンは握手したい一心でお金を持参する。ただそれだけの行為でしかないかもしれない。

 

けれどもお金はお金だ。

 

24時間全部は見ないけれども、ひたむきに何かに挑戦する人を見ると僕は感動するし、同時に怠惰な自分の戒めにもなる。

 

身体的な障害は分かりやすいが、内面に障害を持つ人もいる。障害と断定されずに悩む人もいる。

 

僕はよく物事を忘れてしまうけど、それは能力を数値化すればきっと平均的な範囲の中で収まるものだろう。でも劣等感はある。

 

同時に作業をこなす事は無理だと分かっているから人一倍メモを取るし、何度もメモを見てまぁ何とか人並みに仕事をこなす。

 

結果が良ければそれでいいのだ。

 

メモを取らずにこなせる人が羨ましくもあるが、そういう人もある一面では僕よりできない事もある。

 

それを個性と呼ぶには無理があるかもしれないが、キャラとして受け入れられるように努めれば周りと溶け込める。

 

そう、冒頭のギャルのように。

 

耳が聞こえない人でも、例えばブログ上なら何の問題も無い。

 

障害者でも考え方が合わない人はいるし、それは健常者でも同じだ。

 

興味を引かれる人には、障害も関係はない。

 

作家の中にも障害者はいるだろうが、作品に共感できれば読者はそれでいいのだ。

 

それでも、それでもである。

 

やはり、自分にとって当たり前の事が、ある人にとっては普通ではないという事を気づかされた時、僕は人について学んでいるんだなと思う。

 

ずっと思い続ける事はなかなか難しいけど、他人の気持ちを理解する事で少し成長したのではないかと後々思う。もちろん、いい事ばかりではないけれど。

 

みんな生きている。何かを抱えて。

 

 

美内すずえ、おそろしい子

お風呂に入る前にエアコンを点けて、戻ってきたら送風モードで意味がなかったですよ。

 

さて。

 

本日は記念すべき日です。

 

なぜなら、

 

あの、

 

美内先生が対談番組に出たのですから!

 

www4.nhk.or.jp

 

累計部数5000万部を超えるという演劇少女漫画の金字塔

 

ガラスの仮面 49 (花とゆめCOMICS)

ガラスの仮面 49 (花とゆめCOMICS)

 

 

まず番組を見た印象は、

 

美内先生って、腰低いなーという事。

 

ほぼ初めて長時間お話しされる先生を見たのですが、

 

こんな朗らかな女性から、あんなスゴイ作品が生まれるなんてアンビリバボ。

 

三上博史という千変万化の役者と語る漫画家美内すずえ

 

1976年から休載はあるものの40年あまりの大作。しかも未完w

 

漫画ならではの演技の表現ながら、音や動きのないコマに引き込まれ、いつしか劇中の観客とシンクロしてしまう臨場感。

 

そんな作品がどうやって生まれたのかという問いに対して、

 

絵で物語を考え、突然ストーリーに全然関係ないシーンが浮かぶと答える美内先生。

 

泥まんじゅうはそんなシーンから生まれたストーリーなのだとか。

 

うーむ、天才。

 

「おらぁトキだ!」

 

全ての動きを封じられた人形ギプス。

 

狼少女、女海賊、乙部のりえにリベンジする亜弓さんw

 

マヤが演じる難しい役を見る度にワクワクしたあの頃。

 

永遠のライバル姫川亜弓

 

名監督と大女優の間に生まれたサラブレットであり、天才でありながら自分の才能に満足しない努力型の人間。

 

マヤが感性で演じるなら、亜弓は理性で演じる。

 

しかし、二人は互いに無いものを認め合い、女優として演技で闘う。

 

美内先生は作品を描く時、読者だった子どもの頃の自分がダメ出しをするという。

つまりそれは客観性を失っていないという事だろう。

 

ただ自分の好きなものだけ書いていては商業誌でプロとして残れるわけがない。

 

先生曰く、アイデアは絞り出さない方がいいらしい。

 

潜在意識の中で眠っていたものが突如目覚める。

 

スケッチブックに書きなぐった何かが喫茶店で具現化する。

 

群衆の中の孤独。

 

喧騒が何かを刺激するのだろうか。

 

生きるために描く、描くために生きるという10代からの漫画家としての自分は、しだいに無の存在になっていき、30歳の頃少しずつ人生に対しての考え方が変わってきたそうだ。

 

ところで、紅天女(くれないてんにょ)という幻の役について、僕は描かなくてもいいとさえ思っている。

 

読者一人一人の中の紅天女像はハードルが上がりすぎて、誰もが満足できるお話を描くことは不可能だろう。

 

絶世の美女が人によって変わるのに同じ。

 

しかし、しかしである。

 

美内先生ならあるいは?という期待がここまで巻を重ねたとも言える。

 

話は変わるが、三上博史ガラスの仮面の中で演じたいのは鷹宮紫織というのだから面白い。

 

意外?

 

いえいえ、「あなただけ見えない」で三重人格を演じた三上博史ならできそうだ。何せあの明美を怪演した俳優である。

 

三上博史演じる紫織が嫉妬で狂いながら、バラを切り刻む様を見てみたい。

 

もう何の話だか分からない?

 

オーホッホッホ、ただただ昭和世代を羨むがいい。

 

とにかく、あっという間の一時間でした。

 

 

 

 

メンタリストDaiGoの雑談から考察するビジネスモデル

先月のことになりますが、林修先生が高学歴のニートを集めて授業するという企画がありました。

 

テレビの企画で語ったという事からすれば、テレビ映えするような話をしなければいけないだろうし、生徒側にも言いたいことはあるでしょう。

 

それはさておき、林先生はやっぱり話が上手。

 

その中で僕がなるほどと思ったのは、やりたい事を仕事にするか、周りからできると評価される事を仕事にするか、という部分。

 

一番いいのは、話にもあったようにやりたい事が仕事として成立する事かもしれない。

 

しかし、どちらかを取るとするなら、林先生はできる方を取って今に至るという。

 

やりたい事をやってうまくいかなかった結果そうしたのだと。

 

番組はこの後、萩本欽一さんにも同じような質問を投げかける(実際は同じ大学に通う学生からの質問だが意図的な編集だろう)

 

そこで欽ちゃんが言ったことも、なぜかやりたくない事を選ぶと仕事がうまくいったというのだ。

 

さて。

 

メンタリストのDaiGoさんについては以前にも語ったようにニコニコ動画の会員なので気になった内容の動画をちょくちょく見ています。

 

ch.nicovideo.jp

 

最近はyoutubeでも無料動画を挙げているので、興味がある人はタイトルから選んで見る事も可能です。

 

動画の内容を紹介するのは失礼かと思うので、今回は雑談部分についてちょっと触れたいと思います。

 

メンタリストでテレビの出演が増えた時、大きな事務所からいくつも声がかかったそうです。

 

彼は正直悩んだそうです。このまま芸能人としての生活を歩むか、やりたい事を追求するか。

 

これはまさに他者からできると評価された自分と、やりたい事をする自分の板挟み。

 

動画を見ている人なら周知の事だと思うけど、メンタリストとしてのパフォーマンスは彼が本来やりたい事ではない。

 

ある意味、名刺代わりみたいなものだ。十分特技と言えるほどにすごいスキルなのだけど。

 

しくじり先生」でも語っていたように、心理バトルが当たるか当たらないかばかりが注目され、しだいに疑心暗鬼になり、周りのスタッフにさえキツく当たってしまう精神状態だったのだという。

 

元々、いじめられっ子だった彼は、対人に関してはかなり繊細であったと推察される。

 

最近では東大生の弟も有名だが(彼は兄の名前を出さずに売れたのがイイ)

 

東大 松丸式 数字ナゾトキ - 楽しみながら考える力がつく!  -

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東大ナゾトレ AnotherVisionからの挑戦状 第1巻

東大ナゾトレ AnotherVisionからの挑戦状 第1巻

 

DaiGoさん自身も慶應大学理工学部という高学歴。著書からも様々な勉強法を工夫して合格した事がうかがえる。

 

今でこそ、月額540円で7万人という登録者数やベストセラーの著作など大金持ちであるのは間違いないが、大学時代は食費や交際費を削って書籍代を捻出していたらしい。

 

そう、苦労人なのだ。

 

星野源さんのようにやりたい事が全部仕事になるような人もいるが、DaiGoさんはやりたい事を選ぶために事務所からの誘い(アミューズからも声がかかったとか)を断った。

 

将来に対する不安、干される仕事(本人談)、決して順風満帆ではない。

 

で、今はと言えば、論文をメタ分析する人にお金を払い、主に研究論文を紹介し続ける動画や著書で生計を立てています。

 

彼の言によれば、法人向けの高額な講演会で生計を立てる事もできるが、しがらみに拘束されるのが嫌らしい。何より時間と儲けを搾取されるとかw

 

その点、動画ならたった一台のスマホで複数のサイトにリアルタイムに配信でき、しかも編集もしないので、無駄な経費がかからない。

 

もちろん、日々読んでいる論文や書籍から見つけたネタ(失礼)を準備する必要はあるし、そもそも説明力が尋常ではないのですが。

 

林先生の動画でもありましたが、高学歴ニート君がブログで稼いで過ごしたいという意見は、楽して儲けられるのなら確かに誰しもそう思う事でしょう。

 

自分の時間が潤沢にあって、自分の好きな事を書いて、それをどこかの誰かが読んでくれてお金になる。

 

しかし、当たり前の事だが現実はそう甘くはない。

 

星の数ほどあるブログの中で読者の関心を買うには、ざっと挙げてみても

 

・ユニークな発想や着眼点

・専門知識や豊富な語彙力

・容姿端麗

・読み手の興味を引く文章力

・気になる情報

 

など、どれ一つ容易なものではない。

 

もちろん、このブログも偶然にも容姿端麗のみ該当している。

 

すでに一定の人気がある芸能人ならともかく、全く無名のイケメンおやじが気を引こうとするのは本当に難しい。

 

今から人気ブロガーになるには、何らかの価値を持つ情報や特異なセンスが無ければほぼ無理だろう。

 

そして、すでに誰かがやっている事は二番手か三番手で無ければ時すでに遅し。

 

だから今さらYouTubeのゲーム実況や面白実験で一攫千金を夢見るなんて、おそめしゃちょーだ。

 

さて。

 

こういうとこなんだよなー

 

この寒さ。

 

関東は明日大雪の恐れだとか。

 

さてさて。

 

DaiGoさんの話に戻すと、提供している情報の価値からすると、もっと会員登録料を高くしてもいいけど、少しでも多くの人に有効利用してもらいたいから安くしたのだとか。

 

うまいよねー、そういうとこ。

 

情報の価値は見ている側が決めることで、できるだけ多くの人に見てもらった方が賛否はともかく、会員数は増えるわけで、実際会員の僕からすればもう少し高くてもいいかもしれないと思う内容もあるけど、

 

話の途中で急に猫と戯れる動画を見ていると、もう少し編集してくれてもいいのにと思ったりもするので、540円という価格は絶妙かもしれない。

 

例えは悪いけど、百均で買った商品が思ったほど使えなくても仕方ないと思えるし、逆にすごく使い勝手が良かったりすると感激してしまうような感じか。こりゃ失敬。

 

でも動画を見れば、本当に楽しそうという感じが伝わってきて、見ているこちらに伝播するとこが好きです。

 

星野源さんが時々、「疲れたー」とか「休みたい」という発言をラジオでしていると、本当にしんどいだろうなぁと思うのですが、売れれば売れるほど自分のしたい事がなかなかできない辛さがあるのでしょうね。

 

最近、芸能人の引退や休業が異常に増えてきたのもこの辺に起因するのでしょうか。

 

そういう意味では、DaiGoさんはとても自由に見えます。読書が何よりも好きで、さらに言えば得られた知識を誰かに説明するのが好き。

 

彼にはメンタリストとしての肩書きがあるので初めは面白半分でそういうものを期待して動画を見る人が普通でしょう。

 

それがいつしか内容に引き込まれ7万人。540円と言えど、人の財布からお金を引き出すのは簡単な事ではありません。

 

現にこんなに面白いブログが無料で読めるのに世間の誰も関心を持たないのですから自明の理です。

 

それほどにお金を払ってまで自分の時間を費やすのは難しいのです。

 

情報や彼の真摯な態度があってこその今でしょう。

 

今でしょ!

 

うーむ。

 

凍えそう。

 

どこが面白いのだ、このブログは。

 

あなたも物好きですね。

 

きっといいことがありますよ。

 

今日はこのくらいで失礼します。

 


年収890万円以下は社会のお荷物★騙される労働者

 

幼女戦記〜まるでガンダム

 そのいかにもなタイトルから避ける人も多いかと思われる作品

 

 

 しかし、アニメのシーンを少しでも見た人なら、何かを感じる作品でもある。

 

 

異世界セフィーロに迷い込んだ少女が魔法を使って戦う話。マジックナイト・レイアース田村直美の「ゆずれない願い」は紅白まで出場するほどのヒット曲。

 

 ついに、まさかのスパロボ最新作にまで登場。

 

あるいは、

 

 

辺りを思い出すのも無理はない。

 

タイトルやパッと見の感じでは、幼女が世界大戦に紛れ込んだような、はちゃめちゃ魔法バトルを想像してしまうのも無理はないのだ。

 

しかし、主人公の幼女は幼女の仮面をかぶった冷徹なマッドリーマン。

 

その幼い容姿からは想像もできない辛辣なセリフを大人達に吐きまくる。

 

萌え要素は皆無。

 

敵にニュータイプのようなキャラが次々に現れるわけでもなく、戦略がメイン。見ているうちにガンダムを見ているような気分にさえなってくる。

 

漫画や超絶長い原作本もあるらしいが、アニメの一番の良さは作画もさる事ながら、あたかも戦闘機のようにライフルを持った人間が隊列を組んで飛行しながら銃撃するという斬新さ。

 

まるでホウキにまたがった少女が隊列を組んだ軍人たちを引率して、戦闘機を叩くような荒唐無稽バトルが目を見張ります。

 

魔法と言っても、空中移動ができる装置のエネルギーやバリア、トドメの一撃に使われるのみで、見ている感覚は空中シューティング。

 

もしこれが、イケメン青年がロボットに乗って戦闘していたら凡庸な戦記アニメになっていた事を思うと、やはり主人公は幼女でなければならず、実写化できるかと言えば、わずか9歳でこれを演じられるのは当時の芦田愛菜ちゃんでも無理だろうし、相当な物議を醸し出しそうな気もする。

 

これはアニメだからこそ成立するタイプの作品なのだ。

 

そう考えれば、主人公の声を熱演する悠木 碧さんはまどかの声とはまた別の意味で裏切ってくれる熱演で素晴らしい。

 

ひぐらしのなく頃に」から始まった見た目とのギャップ、

  
 

まどマギ」の見せかけ異世界転生魔法少女モノ、そういう類が好きな人ならドハマりする作品である事は間違いないと思います。

 

ゲームで言うと、

 

 

ちょっとかするかな。雰囲気だけ。結構残酷なシーンも絵の温かみによって、あまりそれを感じないのもアニメの良さ。

 

音楽、演出、躍動感あふれる作画レベルは「進撃の巨人」並みにスゴイです。

 

個人的には、主人公が突出しすぎているので、もっといろんなキャラが出てくるといいなと思いますが、まだまだ長い話の第一部ですから今後に期待。

 

内容としては、コナン君を見ているうちに高校生である事を忘れるように、かなり偏った思考のおっさんが中身の見た目は幼女を見ているうちに戦争という非日常な日常について考えさせられるという何とも不思議な作品にであいました。

 

 

 アニメとは若干違うらしいコミック版

幼女戦記(1) (角川コミックス・エース)

幼女戦記(1) (角川コミックス・エース)

 

 

 さらに濃い〜原作小説。アニメの第一部は3巻までの3分の2の内容なのだとか。

幼女戦記 1 Deus lo vult

幼女戦記 1 Deus lo vult

 

 

youjo-senki.jp