あなたが日本に来たら気をつけること
海外から日本に訪れる際に気をつけることについて検索してみると、主にアメリカと日本との違いが感じられてなかなか面白い。
まず、日本は「安全」
銃の携帯は認められてないからね。一部を除いて。
自販機の多さが治安の良さを表しているという。なぜならアメリカでは自販機ごと金銭目的で盗まれるのだそうだ。どんな国だよ!知らんけど。
あと、現金のやりとりがメイン。デパートなど大型の店舗ならともかく、ちょっとした飲食店でカードが使えるかどうかは日本人でも気になるところ。
だから日本円の用意は先にしておく。両替もそう簡単にできるわけではない。またプリベイド式の交通ICカードも推奨されている。ICカードで買える自販機もわりとあるし。
その交通機関だが24時間制でないことに注意とある。できればフリーパスのようなものを買うのがお得だとも。
ということは向こうは24時間で動いている地下鉄があるのだろう。日本で24時間営業と言えば、最近は飲食店もだんだんやめる傾向にあるものの、コンビニなら結構ある。しかも大抵の物はここで揃う。
看板も独特。何せ、漢字・ひらがな・カタカナが入り混じり、ローマ字と英語も混ざっているのだ。しかもバスの停留所レベルになると英語表記は無いに等しい。
タトゥはダメ。おそらく温泉が一つの観光目的である海外人にとってはショックではないだろうか。なぜダメなのかは語らないでおこう。
あと、旅館に限らず、飲食店でも土足厳禁の場所がある。個人宅に入る時は必ず靴を脱ぐのも当たり前。
宿泊施設ではチップは不要。英語を話せる日本人は少ないが、「おいしい」「ありがとう」「すみません」「はい」「いいえ」、1〜10の数字が言えればOKらしい。
店員はお客様ごとにつくのではなく、ベルやジェスチャで呼ぶ。麺やスープは音を立てて食べる。
公共の場所では物を食べたり、大声を出さないのがマナー。
ただし、関西は別。
って、オーイ!
確かにw
電車の中でも関西人はかなりの大声で話すのが普通だし、たこ焼きを食べながら歩くのは文化の一つだ。エスカレーターでは、関東とは違って左側を空ける。4〜6人掛けのテーブルが一般的だ。
巨大な地下街があるという表現もいくつか見かけた。アチャラには地下の巨大なダンジョンは珍しいようだ。ウィザードリィは向こうが発祥なのに。
人や物を指さしたり、見知らぬ人に挨拶するのは失礼だともある。
過剰な店員の「いらっしゃいませ」攻撃に面食らう人も多いらしい。表情が読みにくい日本人が笑顔で大声を出しながらお辞儀をする奇妙さは、日本人だって少なからず疑問なのだから、そういう文化が無い国から来ればかなり奇妙だろう。
そう言えば、先日もそう語っている外国人をテレビで見た。
その人が言うには、あまりの気持ち悪さに早々に店を出たらしい。またある時、日本人にぶつかったので謝ったら、向こうも謝ってきて、「すいません」合戦が続き、いつやめたらいいのか分からず困惑したと言う。日本人は律儀だと。
喫煙場所は決められており、ゴミ箱は少ない。ゴミ箱が無い時は自分で持ち帰る必要がある。
病気でもないのにマスクをしている。温水式のトイレと和式型があり、和式は座り方の向きまで説明されている。サマータイムは無くて、四季がある。桜、着物、茶道、芸者、侍文化。
観光スポットは常に混んでいるので、早朝に行く方が良い。公共交通機関は大きなスーツケースを置くスペースは配慮されていない。
電車の中では足を組まない。誰かの家を訪問する時は、つまらない物を持参する。日本の住所はかなりややこしい。
こうやって並べると、日本ってそんなに特殊なのかという気がする。
2020年のオリンピックまでにこれらのいくつかは改善されていくのだろう。何でもかんでも海外人向けになる必要はないが、一番の問題は日本人の意識ではないかと思うけど。