すごいぞナンノちゃん!
今から30年前、南野陽子と言えば、今のAKBの前身とも言えるおニャン子クラブを相手にピンのトップアイドルとして君臨していた。
初めてスケバン刑事を見た時、
それまで初代スケバン刑事の斉藤由貴派であった僕の心は、鉄仮面が割れてなびいた髪につぶらな瞳のキレイなお姉さんに持ってかれてしまった。
もちろんそれは僕だけではなく、当時の男子の心を鷲掴みにし、一種の社会現象に近いナンノ旋風を巻き起こしたのであった。
あの頃、行きたくても子ども過ぎて行けなかったコンサート(ライブとは言わせない)に心のどこかで行きたい気持ちはくすぶり続け、時代と共にアイドルの形も代わり、絶対に手の届かない雲の上の存在も今では隣のかわいい子が流行る時代。
時々、昔の歌番組の懐かし映像と共に現れる、思い出補正を差し引いてもそんなに変わらぬ美貌とかわいらしさをテレビの向こうで確認しながら、
ついに(というか発売すら知らなかったのだが)、これを今見ています。
NANNO 30th&31st Anniversary [Blu-ray]
- アーティスト: 南野陽子
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct(Japan)Inc.(SME)(D)
- 発売日: 2017/02/22
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うーむ、深キョンもすごいが、ナンノはもっとすごい。
松田聖子もすごいとは思うけど、世代が違うので、この再現度に驚愕(笑)
いくつだ、ナンノよ。
あの時のアイドルのイメージを保っている凄さ。
どうなっちゃってんだろ?
一時代を築いたトップアイドルの矜持というか。
とにかくかつてファンであった僕の中のイメージを裏切らずにこれだけのパフォーマンスができるというのは、本人の努力の賜物としか言いようがない。
あの人は今、に出てくるような芸能人は大抵残念だけど、ナンノは違う(と思わせてくれる)
今日も「相棒」に出演していたので、現役と言えばそうだけど、アイドル歌手として見る機会が減った今、3年前に近い映像とはいえ、30周年のラストコンサートで終わりにして欲しくない素敵な映像で満足です。
ホールが小さくてもいいから、毎年やってくれたら行くのになとみんな思っている事でしょう。
歌についても歳を重ねる度に変なアレンジとか入れたがるのが普通ですが、下手なアイドル歌手のイメージ(これ褒め言葉)をそのまま再現できる人はなかなかいません。あえて、当時の癖にして歌ってるとか。
ぶりっ子ポーズが違和感ないのは、僕らの世代ではナンノしかいません!
今でも時々、あの当時の曲を聴くと気持ちは10代に戻りますが、こうしてその時の空気を共有した世代のファンに囲まれて嬉しそうなナンノを見るとこちらまで嬉しくなり、月並みな表現ですが、生きていく力をもらえました。
本人が50歳を手前にアイドルとしてこれが最後のコンサートだと決めたのなら、それはそれで受け入れるしかないですね。
こんなに輝いているのに。
残念ですが。
でも、よくやってくれた。もうそれだけで満足です(泣)
なぜ行かなかったんだろう(あるらしいと知っていたのに)とも思いますが。
僕の青春の引き出しにしまっていたはずのナンノは、今でも十分にナンノのままでした。
写真に写るとバッチリ決まるポーズはもう天性のものですね。これからも美しくちょっとわがままなかわいい女性でいてほしいです。ラストはちょっとこちらも一青窈(もらい泣き)←こういうのを言うようなオヤジw
ナンノ、大好きでした。
いや、やっぱり大好きです!
GOLDEN☆BEST / 南野陽子 ナンノ・シングルス 3 + マイ・フェイバリット
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