あなたは青竹踏みをご存知か?
ペットボトルの烏龍茶を買ったつもりが、飲んでみたら甘かった。
改めてパッケージを見ると、微糖のアイスティーだったT T
そんなパルプンテがしょっちゅう起こる不思議な妖精、どーも、私がメルヘンおやじです。
メンヘルおやじではない、はず。
さて、パルプンテを知らない老若男女もいらっしゃるだろう。
ろうにゃくなんにょ
はい、言ってみよう!
ろうにゃくなんにょろうにゃくなんにょろうにゃくなんにょなんのはみなみのようこ
ほんにゃくこんにゃくろうにゃくなんにょろうにんぎょうにしてやろうか
ドラクエと言えば、現在絶賛放映中なのが、
ドラクエXは久しくやってないけど、これを見るとまたやりたくなってくるから、やはり僕はドラクエが好きなのだろう。
このドラマはオンラインゲームでたまたま知り合ったモテない男の子が、ひょんなことから本田翼ちゃんと一つ屋根の下で暮らすことになる。
要はモテキである。
主人公の彼は、森山未來ほど妄想男子ではなく、ウブな子ではあるが、悶々太郎であり、あろうことかアンビリバボなことに本田翼ちゃんも悶々花子なのである。
そして、それを見ている悶々おやじ。
もどかしくも切なくて胸キュンなドラマなのである。
キモいのは分かっている。
しかし、このブログをエモくするのはあなただ。僕はあなただけ見つめている。
さて。
エモいが旬な言葉のように、KYがすでに死語であるように、
若い人には伝わらない言葉というのがある。
いわゆるコミュ障だ。
違う。
こちらの会話が当然のように伝わると思って話しかけたら、伝わらない。
うん、あの時はかわいかったなぁ。ナンノちゃん。
昭和世代が平成世代に話しかける時、ジェネギャを感じることがしばしばある。
このようにちょっとイケてると思って略した言葉が、さらに状況をややこしくし、さらにイケてるという表現自体がイケてない痛さがおやじにはある。
話を戻すと、先日若者に問いかけてみたのである、あおだけふみを知ってるか?と。
反応からすると「あおだけふみ」とはなんらかの行為であることは分かるらしい。そう、タイトルの話である。
ふみ、文、踏み
音からするとよく分からない響きである。
「あしふみだけ」と言い換える方がまだ想像しやすそうな気がする。
しかし、私「だけ」はぶられるなんて最悪。
の「だけ」という中途半端感が、後に何かを従えるような感じがして心をざわつかせる。
なんだこの例文は。やっぱり病んでいるのか。
漢字にすれば「足踏み竹」だと教えても、竹と足踏みがどう関係するのかイメージできないらしい。
フットマッサージや健康器具と言わないと、
さらには
若い世代にはこうして実物を見せて、使い方も伝えて、初めて伝わるくらいに知らないのだ。
話は変わるが、ある時テレビの街頭インタビューで缶切りの使い方を知っているか若い子達に聞いていた。
ちなみに缶切りとはこれである。
みな一応に不思議な表情を浮かべていた。
困惑。
これは何?
確かに知らなければ謎の工具である。
さらに実際にこれを使って、缶詰を開けさせる実験をすると、ほとんどの人がどうやって使っていいか分からないのだ。今時、プルトップ缶が普通。パッ缶である。
そう言えば、おじさんがまだまだかわいい玉のような男の子であった時、どうやっても缶詰が開かなかったことがある。叩いても刺してもあかんかった。
あかんかった。
くどい。
さて。
さらに別のテレビでは(よく見てるなオイ!)仁丹について街頭インタビューしていた。
読み方はジンタンである。
だから、僕も職場の若い子に聞いてみた。
「なんかかわいいですね」(僕のことではない)
「面白い!」(僕のことではない)
不思議な語感ということらしい
どうも話が進むにつれ違和感を覚える。
ちょっと待て、なにかと勘違いしてないか?
それはノンタンだ!
「みんな大好き」は、盛りすぎではないかと思うが、まぁ、おじさんも好きか嫌いかと言えば、好きである。
たとえば、はに丸くんを語る時、
いちいち、おーいをつける人がいないように大した問題ではないフレーズだ。
しかし、お茶の場合は、つけたくなるから不思議だ。刷り込まれている恐ろしさよ。よよ。
ところでジンタンとは、
これのことである。
中に銀色のつぶつぶが入っているのだ。
そこで、街頭インタビューではこの銀色のつぶつぶを若い女性に見せていた。
銀色のぶつぶつではない。そんなものを見せるのは変態だ。病院に行け。
その若いお嬢さん二人組みは、
「きゃー、なにこれかわいい。」
「あっ、あれじゃない?ほらケーキにのってるやつ」
「あー、それそれ」
と、まるで阿波踊りの合いの手のようなセリフを交わした後、なんと驚くことに手の平に山のように仁丹を取り出したのだった。
驚くことに、と言うのは仁丹を知っている化石世代からすれば、あの独特の苦味を知っているからである。
仁丹というのは携帯の薬である。今風に言えば、フリスクのようなものだが、口臭ケアというより清涼感を得る安定剤のようなものなのだ。
その女性は、山盛りになった仁丹を口に頬張り、
「うげっ、まずい!!」と吐き出した。
そりゃそうだろ、それはアラザンではあらざん。
しかし、物を知らないということは時に残酷である。
「すいません。仁丹と青竹踏み置いてますか?」と若い店員に質問したら、全く伝わらないか、ノンタンのぬいぐるみを持って来て足を踏まれる可能性もあるわけだ。
そんな質問をすることがあるのか?
そもそもそんな店員を雇っている時点で問題だ。
いっそモガやモボの時代まで戻った方が、今の子には斬新で受け入れられるのかもしれない。