はずれスライムのつぶやき

どうでもいいことについて適当に考察していきます

めっちゃ足元暗いやん

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大アルカナのタロットの一つ「隠者」

 

今日はこのカードについていろいろ考えてみたい。

 

まずはカードをよく見て頂いて、自分が感じたことを大切にしてほしい。

 

カードは反対側から見たものと、通常のカード、そしてその後。

 

真ん中以外はパロディカードなので、あくまで想像の翼をはためかせる素材として使ってください。

 

タロットはカードの絵柄でずいぶん印象も変わりますから。

 

さて、僕が初めて見た時の印象は、タイトルの通り。

 

「隠者」という名称が普通ですが、ドラクエ好きな僕からすれば「賢者」のイメージ。

 

ちなみドラクエタロットなら、

 

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ちょっと変わってくる。

 

むしろ、足元を照らすランタンを希望と取るか心もとないと見るか。

 

キーワードをざっと羅列すると、

 

(正位置)

超俗、真理、知恵、知識、洞察力、精神的な力、克服、心のバランスを取る、内省、導き、教え、秘密、探求、孤独、慎重、思慮深さ、老人、懸命なアドバイス、静かな暮らし、人には言えない悩み、心眼、集中、過去に学ぶ、伝授

 

(逆位置)

浅知恵、未熟な精神、でしゃばり、秘密をばらす、反省しない、偏屈、根暗、気難しい、内気、変人、頑固、コンプレックス、現実逃避、閉鎖的、社会生活や人間関係の悩み、落ち込み、求める出会いがない、孤独、暗中模索

 

ただ、これらのキーワードはあくまで一般的なもの。

 

正位置の意味が逆位置では反対の意味になる、もしくは悪い意味になりやすいくらいに考えておいて自分が感じた印象を大事に。

 

ちなみに僕のイメージコアは「自分をみつめる」

 

占った時の質問に合わせて、想起したキーワードから象る。

 

 

タロットの秘密 (講談社現代新書)

タロットの秘密 (講談社現代新書)

 

 

鏡リュウジさんによれば、隠者の持つ「ランプ」はヴィスコンティ版では「砂時計」であったという。それがどこかでランプに変わったのではないか?ということらしい。

 

だから、時と関係し、過去を照らし合わせる老人というイメージが浮かびやすい。

 

ランプの中のヘキサグラム(六芒星)や杖、背景の山、マント、老人(愚者の若者との対比)、パロディカード内における背後に忍び寄るヘビ(変容の象徴)は、タロットを読み解く際に注目されやすい箇所です。

 

二枚のタロットになれば

 

A     G

B     H

C      I

D     J

E     K

F     L

 

という縦の前列と後列の組み合わせをどう解釈するかで占い結果も変わる。

 

たとえば、1枚目のカードを見て浮かんだキーワードイメージがBだとして、2枚目はKだと思えば、BKの組み合わせからブラックな解釈になるわけです(ここは笑うとこ)

 

BLなら腐女子は萌える(ここはー略)

 

だったら、どうとでも言えるやんと思うのですが、

 

タロットの枚数が増えれば増えるほど、全体から醸し出される印象が解釈の方向性を決めていくのが面白いところ。

 

占う相手や質問、状況によって、同じカードから引き出されるイメージは千差万別。

 

このカードにアドバイスを求めた時は、何かを深く考えましょう的なものになる場合もあります。

 

逆位置だと、反省しましょう的な。

 

不思議なもので、タロットを勉強するうちにだんだんカードを眺めていると動画再生されるような感じになってきました。背景に雲が描かれたカードならたなびき、賢者のような険しい雪山の頂きなら冷たい風が吹きすさび。

 

だんだん危ない方へw

 

でも、まぁ楽しいもんです。ちなみに僕はこのカードけっこう好きです。