かわいいはヤバイのか
以前、ヤバイという言葉を使用禁止にした中学校が話題になった。
ヤバイというのは、昔は危険という意味にしか使わなかったが、程度が大きいものには何でも使うようになった。
めちゃくちゃ美味しい料理を食べて、ヤバイ。
優秀な人を指して、ヤバイ。
容姿が淡麗な人もヤバイ。
このブログもヤバイ。
とにかく、何でもかんでもその場の雰囲気に合っていれば、仲間内の会話はヤバイで済ませられるので、語彙や表現力が不足する事を危惧した対策らしい。
でも、それならもっとヤバイものがあると僕は思う。
それは「かわいい」だ。
特に女子はもう何でもかわいいで通じ合ってしまう。
ちょっと髪にリボンを巻いただけで、かわいいと騒ぐ。
何かをミニチュアサイズにしただけで、かわいいとはしゃぐ。
本来、かわいいとは、
例えば、
これはかわいい。
これはヤバイ。
しかし、人によってはこれもかわいいという。
少し形を変えて、これは
かわいい。
で、これはもちろん
かわいい。
しかし、女子はとにかく何でもかわいいものにしたがる傾向にある。
かわいいの中には手の中に収めたくなるような支配欲があるように思う。
もう少し言えば、自分が少し(かなりか)優位になった立場から言っている節がある。
その証拠に男子がかわいいと思う女の子には、なかなかかわいいとは言わない。
この辺りが複雑な女心である。
だから女性がかわいいという女性はー
いや、やめておこう。
これ以上書くと、ヤバイ。