やっぱりヒカルの感性はスゴイ

 

宇多田ヒカルの言葉

宇多田ヒカルの言葉

 

 

僕なんかが今さら言っても何も目新しさはないのですが、

 

改めて歌詞だけをまとめられた詩集(に近い)を見てみると、言葉の表現力が文学してる。

 

読書好きの彼女ならでは。

 

恋愛、希望、悲しみ そういう歌はたくさんあれど、彼女のフィルターを通すと何かを気づかされるし、聞くたびに考え方がかわる歌もあります。

 

SONGSやプロフェショナル仕事の流儀などで彼女の発言を聞くと、めちゃめちゃ考えてる。その感性が独特で面白い。

 

なぜ時代を歌わないかという問いに対して、社会を意識できるほど一つの国に長く住んだ事がなく、周りの世界はいつも不定で、グループに属さず、常に一人のアジア人。

 

どの国にいても転校生。属したいという気持ちも芽生えなかった。

 

私と誰か、一対一の関係性でしか意識して音楽を作れないというのは印象的でした。

 

七回目のベルなんて時代を感じる表現はありますが、時事を歌わない事がより普遍性を与えて歌が古びないのかも。

 

星新一さんだって時事ネタを入れないですもんね。まぁ、それだけじゃなく普遍的な鋭い着眼点があってこそ名作なんですが。

 

宇多田ヒカルさんの歌声も素敵ですが、歌詞だけでもこんなに奥深さを感じられるアーティストは僕にとっては、そうそういません。

 

あまりの才能の凄さに触れると才能さえも感じなくなるほどに、彼女は自然で唯一無二の存在として、これからも君臨し続けるのでしょう。

 

 

 

初恋

初恋

 

 

↓僕が初めて教科書で触れた記念すべき星さんの作品 

きまぐれロボット (角川文庫)

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